【6/3レポ】腸内環境改善のための食生活のコツと運動

6月の【メディカルサポートヨガ™️北海道minamina講座】は、

管理栄養士(株式会社ウエルネスプラニング)の小松信孝さんをお迎えし、
腸内環境改善のための食生活のコツと運動についてお話ししていただきました。IMG_5094

前回の睡眠の講座でも「腸内環境を整えることはよい睡眠にも影響を及ぼす」という繋がりから、
今回の腸の話はとても興味深く聞かせて頂きました。

女性からよく聞く”便秘”という悩み。誰しも体験したことがあると思います。

それが、現在では、毎日排便がない子どもが約6割もいるそうです。

そのような子どもたちの特長として、
イライラ、不眠、だるさ、おなかの痛みなどを訴えるケースが多いそうです。IMG_5093

つまり、

「子どもの食生活は、現代の食生活を反映している」

あれやこれを取ったらいい、もしくは取らないほうがいい、
こういう食生活がいい、ダイエットにはこういうのがいい、
など巷で様々な情報が飛び交っていたり、
朝ご飯はメロンパンだけとか、
お菓子がやジュースがごはん代わりになったり、、、

本来備わる身体の働きにあった食生活なのか?

を見直すことが大事になってきます。

そのためには、まず、

消化のメカニズムや摂るべき栄養素・食べ方・食べるタイミングなどの

正しい理解が必要であると、小松さんのお話から改めて実感です。

5大栄養素の取り方、今いる乳酸菌を育てる食べ方、酵素を生かすような食べ方など。

具体的にお話をいただき、「なるほど!」がいっぱいでした。

また、腸内環境を整えていくには食事はもとより、

ストレスがかからないようにすることもポイントです。

強いストレスがいかに腸に悪影響を及ぼすのか、、、、、

それを証明した

アウシュビッツ収容所での人体実験
衝撃的でした。

ストレスによる自律神経の乱れが腸の働きに影響をもたらすならば、

心身に深いリラックスをもたらすヨガは、

胃腸の働きを整えることに大いに役立つと考えられます。

参加者の皆様からもたくさんの質問が出ました。

それぞれ、自身の食生活と照らし合わせながら、もっと、聞きたい!と思われたようです。

今後も小松さんには、さまざまなトピックでお話しいただきたいと思っていますので、

次の機会をどうぞ楽しみにしていてください。

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後半はminaminaメンバー清水八恵によるヨガ。

何度も腸閉塞を繰り返した清水自身の体験談からヨガが始まりました。

自律神経のバランスを整えるため、メリハリのある流れるような誘導とともに、
リラックスに向けたポーズが続きます。

おなかを引き込んだり、引き上げたり、ねじったり、押し付けたり、緩めたり。

動きにリズムをつけながらも、的確なポイントを押さえ、
弛緩収縮を繰り返し、呼吸が深まっていきます。

最後は腸マッサージ。

シャバアーサナの時間にはあちこちから腸の音が響いていました。

正しい知識を得ることで、ヨガの体感もまた深まるような時間となりました。

ご参加くださった皆さま、小松さん、ありがとうございました。

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次回は、

『YOGA for Oral Function』
~飲み込みにくさの要因と改善のコツ~

言語聴覚士の源間さんをお迎えし、飲み込みにくさのメカニズム、などについてお話しいただきます。

詳細&申し込みは、下記リンクからぜひどうぞ。

YOGA for Oral Function ~飲み込みにくさの要因と改善のコツ~