【2/4レポ】更年期をサポートするヨガ
minaminaメンバーの矢野あいです。
2/4に更年期をサポートするヨガのクラスが開催されました(^^♪
前半は佐藤みはる先生をお迎えし、男性にも女性にも知ってほしい更年期についてミニ講座が開かれました。
なんと、男性も含めた更年期障害の講座は佐藤先生も初めてということ。
貴重な講座となりました!
男性にも更年期があること、みなさんは知っていましたか?
わたしはほとんど知りませんでした。
女性ほどホルモンの下降は急激ではないものの、ゆっくりと下がっていくんですって。
しかも、女性に比べ、男性はなかなか更年期の自覚がなく症状に気づきにくい。
男性の更年期症状の特徴は精神症状なのだとか。イライラしたり、急に怒りだしたり、集中力が低下する、無気力、不眠などの症状があれば一度、更年期障害の可能性を考えてみるといいかもしれません。
そして、女性は40歳を過ぎると急激に女性ホルモンが減少。女性ホルモンが減少すると、自律神経にも影響を及ぼし、心身共にさまざまな症状が出てくるということ。更年期障害の症状は200~300あるそうです。
年齢とともに低下する女性ホルモン。更年期を避けることはできませんが、うまくつきあう方法を知ることが必要と佐藤先生はおっしゃっていました。
更年期の症状があるということは、決して悪いことではなく、体からのサインで、生活習慣を見直す機会ととらえることが大切と。
自分の健康に関心を持ち、知識を得るとともにバランスのとれた食事、自分に合った長続きできる運動を見つけること、自分なりのリラックス方法を見つけること、質のいい睡眠をとることなど自身の体をよく観察し、自身と相談しながらこの時期をのりきる工夫も必要のようです。
呼吸の大切さも強調して話されていましたよ。
深い呼吸は副交感神経に働きかけ、自律神経のバランスを整えます。
更年期障害に関する治療もあるので、女性ならば産婦人科、婦人科、男性なら泌尿器科で相談することもできるようです。
講座はたくさんの質問で時間がオーバーするほど。その質問に一つ一つていねいに応えている佐藤先生の姿に33年間の大学病院での経験と更年期についての知識の深さを感じさせていただきました。
佐藤先生ありがとうございました。
後半はminaminaメンバー田中直子によるヨガの時間。
前半の講座での知識とつなげながら、タオルを使って胸郭を広げ、ゆったりと呼吸に意識を向けた静かな時間からはじまりました。誘導に導かれながら、ひとりひとりの呼吸が深まっているのがみてとれました。
さらに、ゆったりした動きではあるものの、深く効くアーサナが続きます。
女性にとっては子宮や卵巣を覆う骨盤底筋群への血流を促すことも大切ですね。
体育座りのまま、お尻を持ち上げることできますか?
下半身がしっかりと使えることは、骨粗しょう症の予防にもつながりますよ。
ホットフラッシュでほてった体にも冷たい呼吸が染み渡ります。
参加者さんからは「1週間の疲れが取れました」「リラックスしました」などの感想をいただきました。
今回参加された皆様ありがとうございました。
今後もメディカルサポートヨガ™北海道minaminaでは、参加者さんのニーズもふまえたクラスを開催予定です。