【3/4レポ】YOGA for Cancer~ リンパ浮腫講座+ヨガ~

3月のメディカルサポートヨガ™北海道minaminaのミニ講座+ヨガ YOGA for Cancer~リンパ浮腫講座+ヨガ~のレポートです。

ミニ講座では、minaminaサポーターとしてもインタビューを掲載させていただいてます札幌医科大学付属病院リハビリテーション学科・土岐めぐみ先生を講師としてお迎えしました。

講座は、「リンパ浮腫とは」「リンパ浮腫の予防」「リンパ浮腫の治療」に分けて資料に基づいて進められました。

婦人科系がんに特有で発症すると治りにくいのがリンパ浮腫です。予防のためにまずは、リンパ浮腫が起こりやすいきっかけや自分でできるセルフチェックなどを知ることがとても大切になってきます。
その上で、発症予防の「スキンケア」や「食事や体重管理」、「仕事」や「旅行」に行った時、あるいは「引っ越し」の時など何気なく行う日常動作においても注意すべきこともお話しくださいました。

発症した後も、悪くならないためにできること、推奨されている治療法4点などについてご説明いただきました。

何事も行き過ぎないことが肝心ですが、「心配し過ぎないのも大事」ということも心に留めておきたいですね。

 

食事や体重管理にも関わってきますが、リンパ浮腫発症後の対策として圧迫下(スリーブなどの着用)での運動も有効であるということです。

圧迫しながらの運動の原則
◇リラックスした気持ちでゆっくり行い、大きな動作で行う
◇疲れや痛みが出るような無理な運動はしない
◇「気持ちがよい」と感じる程度が目安
◇無理なく続けることが大切

ヨガが生きてくるのではないでしょうか。

ヨガでは、呼吸に合わせたゆっくりとした動作で関節を大きく動かしていきます。
自分の身体との対話ともいわれるように、今の自分にできること、気持ちがいいと感じる動きの選択で、身体の内側そして外側の広がりを感じるような深い呼吸は、自律神経に働きかけリラックスも促します。

ご自分で出来ることの選択肢の一つとして、講座の後にヨガを体験していただきました。

ヨガを担当したのは、自身の経験からYOGA for Cancer活動を続けてきた清水八恵です。

仰向けでゆったりとしたお腹の動きを感じていく腹式呼吸から。呼吸が身体の内側から広がる感覚をつかんでいきました。
起き上がってきたら、血液やリンパの流れを促すように手首や腕の付け根、肩甲骨周りなどを十分に動かしました。これも吸う、吐くに併せながら、背骨の間を一つ一つ広げるように、お腹をぐっと引き上げるようになどイメージを加えることで身体の変化を感じやすくなってきます。

身体への意識が高まりますので、思っているより伸びにくいとか、左右差があるなとか感じたりもします。

次に膝立ちから股関節まわりを動かし、徐々に脚へ意識を向け”土台の安定”作りに入っていきます。

少しずつ動きがダイナミックになってきますが、腕や脚は自分の心地よいところへ向かいます。
無理をしたり、比べることではなく、大事なのは自分がどう感じるか。
「もう少し頑張ってみたい」と思えば、今できることをさらに模索していく。

じんわり身体も温まり、笑いがもれる和やかな雰囲気の中、終盤へと入っていきました。

 

 

りんぱ浮腫ヨガ少しの静かな時間で感じる心地よい疲れは、全身の巡りが良くなって身体がほぐれたからこそ。

起き上がってきた皆様のお顔に赤みがさし、スッキリされているのが印象的でした。

りんぱ浮腫の予防だけではなく、発症している方も安心してできるヨガ、運動療法としてのヨガを皆様に体験していただきました。

知識と経験という基礎があるからこそ、参加者の皆さんに向かう清水の声とまなざしに安心感と安定感を感じたのは、私だけではなかったと思います。(田中 直子)


講座終了後には質問もあり、まだまだお聞きしたいことがあった方も多かったと思います。また、今回の講座にはたくさんの方に関心をいただき早々からのキャンセル待ち。講座だけでも聞きたいという方たちに急きょお席を用意しての開催となりました。
もう少し多くの方にご参加いただき、じっくりとお話を聞ける機会を改めて設けたいと考えています。

土岐先生、ご参加の皆様、ありがとうございました。


4月1日(土)のminamina講座は、

【Yoga for Respiration~呼吸のしくみと働き~】です。

詳細は下記リンクでご覧いただけます。皆様のご参加をお待ちしています。

【4月1日 呼吸のしくみと働き】Yoga for Respiration