「ストレスとメンタルヘルス」

企業や教育の場でも注目されているメンタルヘルス。不調のサインを放っておくと、うつ病などの精神疾患にかかるリスクが高まります。それは、自身の生活が大きく変わってしまうだけではなく、社会的損失も大きな課題となっていきます。今回の講座では、現在、メンタルヘルス領域で活動をしている方やこれから関わっていく方も知っておきたい、精神疾患の基本的な知識や、『ヨガ』をどのようにメンタルヘルスの維持・回復に役立てていくのか、現在の精神科医療の現状を学ぶ機会となります。また、ヨガ指導者が企業や病院・施設など、そして疾患を持つ方と関わる際の心構えなども一緒に考えていきたいと思います。

 

講師:村本 好孝氏
株式会社ここから代表取締役・精神看護専門看護師・SST認定講師
医療法人社団楽優会札幌なかまの杜クリニック事務長

 

【経歴・資格】
18年間精神科で勤務、精神科リハビリテーション認定看護師を取得し、実践に加えて臨床教育などを行っていた。現在はうつ病看護認定看護師へ移行する。
2005.4.20にSST認定講師取得し、道内外を問わずSST関連の研修会を行っている。特に、臨床看護師の視点から「看護の初任者研修」「精神科看護の基礎」などをお話ししている。
2010年3月に、北海道医療大学看護福祉学研究科看護学専攻修士課程を卒業し、看護学修士(精神看護)を授与。長く精神科病院で勤務した知識と技術、経験を活かすべく、独立・・・。『株式会社ここから』を設立し、代表取締役に就任する。現在、色々な病院や施設で看護実践と臨床教育を中心に活動している。特に、対応困難事例への直接的介入とコンサルテーションを行っている。また、施設内の教育活動や職員のメンタルヘルスケアも担当している。

教育活動としては、各施設で行っている臨床教育に加え、札幌市を中心に看護学校や看護大学でのインストラクターや非常勤講師なども行っている。

・精神看護専門看護師
・精神科認定看護師
・認定看護管理者
・SST普及協会認定講師

【著書】
看護師のメンタルヘルスケア介入方法 ハートナーシング 2011年第24巻4号(通巻317号) メディカ出版
ココロスイッチ 看護技術 2011年10月から1年連載 メヂカルフレンド社

【論文】
統合失調症の当事者が抱く回復へのイメージとその変化 2010

 

「呼吸の解剖学・生理学」

呼吸は、生命維持に必要な酸素を取り込み、不要な二酸化炭素を排出する活動であり、解剖学的視点や生理学的視点でみると、呼吸活動には多くの筋が関わり、姿勢によっても様々な影響が生じ、呼吸活動そのものが身体に様々な影響を与える事も分かってきています。また、単なる生理的活動のみではなく、気持ちに関わる表現にも使われる事が多いです。大きな驚きを「息を飲む」と表現したり、気持ちの不安を「息苦しさ」と表現したりする事があるように。呼吸活動は、心理的な活動にも大きく関わるものとして生活に浸透しており、心身のリラックスとは切っても切れない関係です。
この講座では、解剖学や生理学の視点から、呼吸活動やそれに伴う身体への影響について座学のみではなく演習も交えて学びます。一緒に楽しく呼吸について再確認してみませんか?

 

講師:高橋 尚明氏
北海道医療大学リハビリテーション学部教授、理学療法士博士

【学歴・資格取得】
1995年3月 札幌医科大学 衛生短期大学部 理学療法学科卒業
1995年5月 理学療法士免許(第23378号) 取得
2001年1月 札幌医科大学 解剖学第二講座 訪問研究員(2014年7月まで)
2003年1月 3学会合同呼吸療法認定士 取得
2007年3月 死体解剖資格(第8175号)取得
2008年2月 認定理学療法士(呼吸 07-110)取得
2009年9月 信州大学 大学院総合工学系研究科 生命機能・ファイバー工学専攻 修了 博士(学術)
2010年4月 専門理学療法士(暫定)内部障害系、基礎系、取得

【職 歴】
1995年4月 北海道大学医学部付属病院 リハビリテーション部
1998年4月 医療法人社団慈愛会 慈愛会病院 リハビリテーション科
2000年4月 北海道千歳リハビリテーション学院 理学療法学科
2004年10月 郡山健康科学専門学校(理学療法学科)へ学術交流職員として派遣(6ヶ月)
2013年4月 北海道医療大学 リハビリテーション科学部 理学療法学科 教授
現在に至る

【学会・社会における活動】
(所属学会)
・日本解剖学会
・日本呼吸ケア・リハビリテーション学会(北海道代議員)
・日本呼吸療法医学会
・日本心臓リハビリテーション学会

(社会活動)
・北海道理学療法士会 理事
・日本理学療法士協会(北海道地区代議員)
・メディカルスタッフのための解剖セミナー スタッフ(札幌医科大学主催)
・北海道呼吸ケアセミナー 世話人
・北海道内部障害リハビリテーション研究会 幹事

【研究・報告】
1. Anatomic Evaluation of Postural Bronchial Drainage of the Lung With Special Reference to Patients With Tracheal Intubation: Which Combination of Postures Provides the Best Simplification?
Naoaki Takahashi, Gen Murakami, Akira Ishikawa, et al. Chest, Mar 2004; 125: 935 – 944.

2.呼吸相の変化に伴う亜区域気管支の角度変化について
高橋尚明, 宮川幸大, 富田和秀, 生体医工学42巻 Page108 (2004.05)

【受賞等】
2006年5月 第40回 日本理学療法学術大会 最優秀演題賞

 

「腸内環境と栄養学

脳からの指令を待つことなく、消化という重要な任務を果たすことができる唯一の臓器「腸」。
正しい腸のメカニズムと内分泌(ホルモン)・免疫作用・脳との相関性を学ぶことで、さらにヨガがもたらす心身への効果を高めることができます。

氾濫する情報に惑わされず、ホリスティックな視点で栄養・食事、運動について適切に判断、選択できることが大切です。

ヨガ指導者、医療従事者こそ心身共にバランスがとれた良い状態を維持していたいものです。

身近な食事や生活パターンを見直し、
“健康とは”
“健康の維持・回復のためにできること”
を一緒に考えてみましょう

【講演内容】

1.排便のメカニズム
2.ストレスと消化管の密接な関係
3.乳酸菌入り○○を食べるとどうなる?
4.低糖質ダイエットと腸内環境
 
5.栄養とホルモン
6.腸内環境を整える食生活とヨガ
7.ヨガに向けて、何をいつ食べる?
  
 

講師:小松 信隆氏
株式会社ウェルネスプランニング札幌代表取締役、管理栄養士

【学 歴】
平成4 年3 月北海道栄養短期大学食物栄養学科卒業(現北海道文教大学)
平成5 年3 月北海道栄養短期大学専攻科食物専攻修了(現北海道文教大学)
平成19 年3 月藤女子大学大学院人間生活学研究科食物栄養学専攻修了

【職歴】
平成5 年6 月札幌社会保険総合病院栄養部入職
平成17 年3 月札幌社会保険総合病院退職
平成17 年12 月~現在株式会社ウェルネスプランニング札幌設立・代表取締役就任

【講師】
北海道スポーツ専門学校〔旧北海道体育大学校〕(スポーツ栄養学)平成18 年~現在
日本赤十字北海道看護大学(臨床栄養学)平成18 年~現在
天使大学看護栄養学科(スポーツ栄養学)平成21 年~現在
札幌国際大学スポーツ人間学部スポーツ指導学科(栄養学)平成25 年~現在
札幌国際大学大学院スポーツ健康指導研究科(スポーツ栄養学特論)平成28 年~現在
学会・社会活動
日本臨床スポーツ医学会会員
北海道コンサドーレ札幌管理栄養士
ノルディーア北海道栄養士
NPO 法人フリースタイルスキーHOKKAIDO サポーターズクラブ相談役

【著書】
小児栄養-実践書-(小児糖尿病),同文書院,2006
生涯スポーツと運動の科学(運動・スポーツと栄養),市村出版,2016