札幌なかまの杜クリニック精神科デイケア(nao)

精神科クリニックデイケアでのリストラティブヨガ。
定期的なヨガプログラムがあるクリニックで、「いつもと違う深いリラックスの時間を」ということで10名の方が参加。

身につけている眼鏡や時計も外すことを受け入れて下さった後は、静かなヨガの中自分の呼吸に意識が向くのが早かったとおもいます。
緩やかに胸を開き、自分の手で呼吸を感じる。ただ、それだけで呼吸が深くなって行きました。
ヨガ用の道具を使い身体を緊張させないようにするリストラティブヨガは、いつの間にか忙しく動き回る頭の中も休めて行きます。

身体を預けてじっとしていることが苦手な患者さんもいると思いますが、まずはやってみようと参加されたプロセスが大切と感じました。

ゆっくり進む中で、ご自分で心地よい体勢を選択し始める方も。
道具のセッティングやポーズについてガイドはしますが、本当の心地よさは自分しか分からない。
他の人もいる中で『同じにしなければ』ではなく、自分が心地よいと思う選択を自分でしていく。少しずつでもそれが出来て身体だけではなく、気持ちも和らぎ呼吸の広がりに繋がったと思います。

終わった後は、「スッキリした」「気持ちよかった」など仰る顔色は良く、背筋がスッと伸びている方もいました。

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インストラクター 田中 直子

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